投薬法
もっとも身近な方法は経口投与だと思いますが、比較的簡単に飲んでくれる子とそうでない子がいて、後者の場合は飼い主さんもあの手この手でご苦労されていると思います。薬は病気の種類や症状によって経口投与ですと、液剤、散剤、錠剤、カプセル剤といった様々な形態の薬を使用します。同じ薬でも投与方法によって効き方が違ってきます。
経口投与 |
口から飲ませるか、食餌に混ぜて与える方法。
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液剤、散剤、
錠剤、カプセル剤
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薬の作用が比較的長時間続く。
急性の副作用がおこらない。
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薬の種類によって消化管内で分解されてしまい、体内に吸収されないものもある。 |
注射投与 |
注射をする。 |
皮下注射
静脈内注射
筋肉内注射
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薬が分解されずに体内に吸収されるため、効果が確実。緊急の治療に適している。 |
薬の作用が急速にあらわれるため、経過観察が必要。
特別な場合を除き病院内のみでおこなわれる治療。
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外用 |
体の表面に薬をつける。 |
軟膏、クリーム
点眼薬
座薬
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投薬が簡単 |
皮膚に軟膏などを塗るとすぐになめてとってしまう場合がある。(エリザベスカラーを使用) |
注意点
薬は体重に合わせ処方されます。処方された量や回数を続けることにより薬の作用も続いていきますので、飼い主は飲ませ忘れの無いように、決められた時間に決められた回数、量を与えることが重要です。薬を与える時間も薬の効き目を考慮し、定められているためしっかりと守ってください。万が一飲ませ忘れても、2回分まとめて与えるということはせず、決められた分量を与えてください。
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